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自然と調和して生きる【アーユルヴェーダとヨーガ】


当教室では、

●レッスンの前・・・お白湯

●レッスンの後・・・トゥルシー(オーガニックIndia)

を生徒さんに飲んでいただいてます。


「お白湯は、アーユルヴェーダでは万能薬と呼ばれてますので、朝晩、飲むとカラダさん全然違いますよ~」などと私が言うので、生徒さんから質問があがるんですね。



「ところで、アーユルヴェーダって何ですか?」って。


確かに!!!Σ(゚Д゚)←遅い


というわけで、ご説明いたします~(*^^*)







◆アーユルヴェーダとは


●「Ayus アーユス」→ 生命・寿命

●「Veda ヴェーダ」→ 叡智・知識・真理・科学


という意味があり、

「生命の科学」「生命の知識」と言われるインドの伝承医学を指します。



5000年前から現代に受け継がれ

インドでは、国家資格(お医者さま)でもあります。



具体的には・・・




自分の“質(ドーシャ)”を知り、その“質(ドーシャ)”に合った

・食

・排泄

・睡眠

・運動

・トリートメント


を生活の中に取り入れることで

「自然・宇宙と調和して生きる」ことができ、

心も身体も健やかでいられるよ



という技術・知識のことです。

まさに「生命の科学」ですね✨



はい。そして。

アーユルヴェーダが推奨する運動のひとつが、ヨーガです。


ヨーガは、単なるエクササイズではなく、5つの要素からなる、人生をより良く生きる哲学・技法のことですが、

その5つの要素のうち2つが、

・食事

・休息

まさにアーユルヴェーダですね。




ヨーガとアーユルヴェーダは、切っても切り離すことのできない関係なんですね。

※私が修行したインドのシヴァナンダヨーガのテキストにも、アーユルヴァーダの知識が普通に記載されています。





◆アーユルヴェーダの歴史・文献


ヴェーダ(Veda)=叡智・知識・真理・科学)は、

最も古くから存在する文献(5000年~3500年前)として知られ、主要なヴェーダは以下の4つとされています。


●リグ・ヴェーダ : 韻文(詩の形式の表現)

●ヤジュール・ヴェーダ : 散文(定型や韻律を持たない普通の文章)

●サーマ・ヴェーダ : 歌唱(より歌的)

●アタルヴァ・ヴェーダ : 人を呪うなどオカルト的な内容も含まれ、聖者AtharvaとAngirasによって明らかにされたと言われます。




日常生活に有用な副次的なヴェーダとして

●アーユルヴェーダ:生命科学

●ダヌール・ヴェーダ:戦術・武術

●スターハッテャ・ヴェーダ:寺院や建物の建築学

●ガンダルヴァ・ヴァーダ:神聖な音楽



があります。



そう。

アーユルヴェーダとは、

ヴェーダの中の

「日常的に有用な、生命科学の分野」のこと

なんですね。



他にも、

戦術、音楽、建築などがあるわけです!!ワクワクしますねー!(私だけ?)



ヨーガの世界では、

ヴェーダの作者は「神」とされています。

リシ(見者)と呼ばれる者が、その精神の純粋さによって明らかにしてきた、と言われます。




これで驚くことなかれ。



それぞれのヴェーダは、さらに4つの項目に分かれます。


②ブラムマナ Brahmana・・・祭事の行い方のその規律

③アーランニャカ Aranyaka・・・マントラの深意を扱う

④ウパーサナ Upasana・・・ウパニシャッド Upanisad:自己/本質に関する知識





ヨーガを、より深く学ぼうとすると(あ、なんかカッコつけちゃった笑)

「ヴェーダーンタ」を学びますよね。


「え?初めて聞いたわい!」という方も全然大丈夫ですよー(*^^*)




ヴェーダとは「知識」

アンタとは「最後の部分」を意味します。



つまりヴェーダーンタとは、

「それぞれの章の最後の部分」

です。



ですので、イコール「ウパニシャッド:自己・本質に関する知識」

とも言われます。



あ、話が少しそれてきて、しかもかなー---り長くなりそうなんで、戻りマース。





◆“質(ドーシャ)”とは?


その人その人の、質(生まれ持ったもの + 生き方)があります。

それをご説明するためには、まず、アーユルヴェーダの世界観をご説明しなくては。



この世界のはじまりに


・空間が出来ました

・空間に、風が吹きました

・風によって火がうまれました

・火によって水がうまれました

・水が降って地ができました



ということです。(おい!って突っ込まれそう)

いや、いや、まあ、読んでください。



世界は、

空間、風、火、水、土の5つの要素でできていて、

私たちのカラダは、(かなり大きくわけると)次の3つの質(ドーシャ)でできている、という認識です。



●ピッタ(火)の質が高い人

●ヴァータ(風)の質が高い人

●カパ(水)の質が高い人


それぞれ、どんな特徴があるのでしょうか。

※我々は、すべての質を持ち合わせています。どの質が、一番高くなっているか、という認識です。




■ピッタ(火)

●ピッタの性質は「火」のように熱く、明るく、激しく、鋭敏です。

ピッタは全ての「消化」を担当しています。「解毒」「知的な識別」「視力」「色素」を制御しています。

●ピッタの「火」の原理は、身体の中で経験を代謝し、その中から滋養のあるものを吸収し、そうでないものを除去する力と言われます。


【マインド】 鋭い、知性的、直接的、正確、分別がある

【ボディ】中肉中背、筋肉質、温かい

【肌】 敏感肌、赤ら顔、ニキビ傾向

【髪】 若白髪、薄くなる傾向

食欲】 食欲旺盛、いつでも何でも食べる

【行動】 非常に正確、きちんと準備されている

【気質】 情熱的、一生懸命、努力家、勇気がある、精力的、良いリーダー

【話し方】 要点を伝えるため、或いは説得するように話す

【買い物傾向】 セルフイメージを上げるような贅沢品にお金をつかう傾向 【ストレス反応】 「誰が何を間違えたか」他人を責める傾向





■ヴァータ(風)


●ヴァータの力は「風」のように乾き、軽く、微細で、不規則で、速く、動きがあり、変わりやすいという性質を持っています。

●ヴァータは身体の中で「思考」「会話」「消化」「排出」「循環」を制御しています。


【マインド】創造的、想像的、素早い、活発、気まぐれ、面白い

【ボディ】 痩せ気味、華奢、冷え気味

【肌】 乾燥肌、冷たい

【髪】 乾燥している

食欲】 デリケート、不規則

【行動】変化を好む、自発的、衝動的

【気質】 新しい経験を好む、興奮し易い、友好的、エネルギッシュ、予想不可能

【話し方】 おしゃべり好き

【買い物傾向】 たくさん買い物をする傾向

【ストレス反応】 「自分の何が悪かったか」 自責の傾向





■カパ(水)


●カパは一般的に丈夫で安定しています。

●カパの「地」の性質は、重く、冷たく、固く、安定して、濡れていて、滑らかで、遅く、これらの要素が「地」の元素の中で顕現されています。

●カパは消化管を保護し、心臓・肺・脳・味覚を保護し、関節を滑らかにします。


【マインド】 細部にこだわり念入り、安定している、首尾一貫している

【ボディ】 がっしりした体形、骨太、体力・持久力がある、太りやすい

【肌】 オイリー肌、滑らか、ほてり傾向

【髪】 髪の毛が太い、オイリー

食欲】 食べるのが好きだが消化が遅い

【行動】 規則正しい、プロセス重視

【気質】 思慮深い、忍耐強い、寛容的、愛らしい、愛情深い、満たされている、動きが遅い、怒るのに時間がかかる

【話し方】 完結で深遠

【買い物傾向】 節約傾向

【ストレス反応】 「出来れば関わりたくない」 衝突を避ける、引きこもる





◆自分のドーシャを知る方法



では、自分の質(ドーシャ)を知る方法は・・・?

ベストなのは、アーユルヴェーダのドクターの元にいき、診断してもらうのが一番ですが。

なかなか行かれないですよね。。。

スリランカとかね。。



そんな方のために、こんな診断書があります(私、Nityaのお手製)

まずは、脈をはかります(*^^*)



直接お会いすれば、話し方や体型、呼吸の仕方で、その方のドーシャは大体わかるのですが、

脈をはかり、いくつかの質問に、答えていきただきます。

(※申し遅れました、私、アーユルヴェーダのセラピストです)←遅!



YOGAとは別のお時間に、

ドーシャの診断やお話をお受けしておりますので、お気軽にご連絡・お問い合わせください。





あとはですね、

今すぐ、ドーシャを知りたいーという方は、

ネットで検索すると、今どきは、アンケート形式ですぐに診断結果が出るサイトもありますので

チェックされてみてくださいね。





あ、余談ですが・・

私は、インドで、3名のドクターのところに行きました。


がしかし!!!

全員に違うドーシャを言われまして・・・笑

インドは、ちょっと適当なところも多くて(脈すら診ない)

それはそれで、おもしろかったです(何の感想じゃ!)




◆私が学ばせていただいた、アーユルヴェーダのお師匠さまはこちら。


●Sajin Sadanandan サジン サダーナンダン先生(右の方) 南インド ケララ州の寺院でもある、アーユルヴェーダクリニックにおいて、13歳の時からアーユルヴェーダ医師 Swami Goraknathに10年以上において師事し、2012年来日されました。


● Lakshmi yasuko takagoラクシュミ 高郷靖子先生(左の方) 1986年よりHair&Make-up Artistとして広告、雑誌、TV等の撮影を中心に活動。数々のモデル、タレント、ハリウッド俳優&女優等のヘアメイクを手がける。美しさを追求していく中で内側からの輝きの重要性に気づき、南インド・ケララにてアーユルヴェーダの叡智を学ぶ。


日本の葉山にあるMoksyaというアーユルヴェーダセンターにて、アーユルヴェーダトリートメントセラピストの資格をとらせていただきました。※今は、五島列島に行かれているかも!






こちらは、トリートメントオイルを作るサジン先生。

※カレーを作っているわけではありませんぞ笑



キリです。

中にスパイスやフルーツ、お塩を入れ、フライパンで温めて、患者さんの幹部をパンパン叩きます。

これも、ドーシャに合わせて調合され、ドーシャにあわせて施術するかしないかを判断します。





自分のドーシャをまずは知ること。

そして、

ドーシャにあった、生活スタイルを心がけること。

(※次回、この具体的な方法をお伝えしていきますね✨)


すると、勝手にカラダが楽になっていきます。



私たちのカラダは、とっても繊細。

命そのものである、このカラダは、私たちに、いろんな信号を送り、いろんなアドバイスをくれます。


ときにそれが「目眩」や「肩こり」や、得体の知れない不調だったりもする。

そのカラダのサインを、大事にして、生活習慣を改善していけたらHAPPYですね✨





※ちなみに、私は、カパ・ヴァータです(ひえひえか!)

なので、冬は特に気をつけなくては汗


みなさまも、お体ご自愛くださいね✨

OM Shanti






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